2011年4月24日日曜日
2011年4月20日水曜日
インド政府救援隊随行メンバーによる報告会のお知らせ
JGC通訳 ボランティア事務局
インド政府救援隊随行メンバーによる報告会のお知らせ
4月20日11:30追記
→受付時間を13:30からとさせていただきます。当日、現地での写真展示を行う予定にて、インドチームの活動状況や直近の被災地の様子が見ることが出来ます。是非お早目にお越しください。
この度JGC通訳ボランティア事務局の活動内容や、被災地における通訳の必要性をより知っていただくために、下記により3月28日から4月6日間に宮城県女川町にて活動を行った通訳ボランティア4名による報告会を催したく存じます。
時節ご多用中とは存じますが、何卒ご臨席賜りますようお願い申し上げます。
1. 日時:平成23年4月23日(土曜日)
受付開始: 13:30 (14:00から変更になりました)
報告会: 14:15 – 17:00
2. 場所:イベントホール錦商会館 1F
3. 報告内容:
・ 現地でのボランティアの役割
・ 女川町におけるインド政府救援隊との活動
・ 被災地における通訳の必要性 等
4. お申込み
お名前、ふりがな、所属(企業・団体等)、ご連絡先電話番号、今回の目的
・参加費=500円 (施設利用費等)
5. その他
※ 参加費用の領収書ご希望の方は、お申込みメールにてその旨記載願います。
ENGLISH PAGE DOWN HERE ↓
ENGLISH PAGE DOWN HERE ↓
2011年4月17日日曜日
SC活動概況_事務局より
サポーターの皆様
事務局保坂です。
SCプロジェクトあわただしく、情報アップが遅れました。SCプロジェクトの動向が気になっていると思いますので、様々情報取りまとめました。
今後の参加等の参考にしてください。
今後の参加等の参考にしてください。
■■■SC-1からの今日の状況。(個人の所感にて)
◆SC-1_Yから。
被災者の方は高齢の方達でしたが、楽しそうにされていたのでよかったです。
悲惨な街の景色も何回も通るうち、「見慣れ」てしまうのが人間の怖いところです。
今日は避難所のお風呂で、中国籍の被災者の方とお話をしました。恐らく想像もできないくらい大変な想いをされているんでしょうが、笑顔が最高に素敵で、
今日は避難所のお風呂で、中国籍の被災者の方とお話をしました。恐らく想像もできないくらい大変な想いをされているんでしょうが、笑顔が最高に素敵で、
「いつでも遊びにおいで」
までおっしゃっていただき、なんだか泣けてきました。
「被災者、被災者っていうけど、みんな一緒なんだよ。やってくしかないんだよ。」
という一言も、何かすごくグッときました。
感激してるばあいじゃないんですけどね笑。とにかく女川組は、英語はAが大活躍です!ふたりで軸を確認しながら微調整をくりかえしやってます。
感激してるばあいじゃないんですけどね笑。とにかく女川組は、英語はAが大活躍です!ふたりで軸を確認しながら微調整をくりかえしやってます。
拠点そのものを移動しなければならないんで、また一からですが、がんばります!
◆SC-1_Aから。
英語ができない台湾人とペアで行動しました。ペア同士は会話ができませんが、被災者の不安をとりのぞけたでしょうか。
英語ができない台湾人とペアで行動しました。ペア同士は会話ができませんが、被災者の不安をとりのぞけたでしょうか。
◆SC-1_Nから。
8時AM宿泊地発。
10時半 松岩公民館(気仙沼)にて活動。
12時宿舎に戻り昼食。
13時15分発、13時30分ケーウェーブ体育館にて活動。
16時 4人にマッサージ。被災者の1人に傾聴。
18時半に帰宅。
8時AM宿泊地発。
10時半 松岩公民館(気仙沼)にて活動。
12時宿舎に戻り昼食。
13時15分発、13時30分ケーウェーブ体育館にて活動。
16時 4人にマッサージ。被災者の1人に傾聴。
18時半に帰宅。
群馬県からの介護支援班員の介護士がSCマッサージに注目されていた。
また、被災者家族の子供達数人がマッサージを覚え、率先して会場内で被災者にマッサージを施している姿を見た。
今、18時40分。あと1カ所会場公民館でマッサージ提供の予定。宿舎帰還は20時頃かも。
かなり充実した一日になった。
かなり充実した一日になった。
◆SC-1_Fから。
(設営場所の)テント移動に関しての先ほどの会議もYがスペイン語通訳大活躍とのこと。
テント設営についても、SCとJGC側で手こずっていたところ、自衛隊の方や、それ以外のガテン系の方々がいつの間にか手伝ってくれていた。
SCのメンバから、協力していただいた皆様に
「何でお返しをすればよいですか?」
と尋ねたところ、彼らは
「被災者の方々に返してください」
と一言。
避難場所の1か所での活動にて、若かりし日にやんちゃされた方がマッサージを受ける。
「やんちゃのおかげで、半身ボロボロになりながらでも生きてきた。今回の震災で生き残ったことは、被災者を助けるために生き残ったと、自分は認識しているので、これからが勝負。」
◆SC-1_Mについて。リーダーより。
今日3件の避難所周り。石巻チームは通訳1人に対し合計30件のマッサージ通訳!(残念ながらSC側での段取り不足か?と…。)
二人の被災者が涙を流された。この二人は、家族がまだ行方不明の状態。
今まで睡眠導入剤を飲んでいたらしいが「今日はおかげでぐっすり眠ることができます。」とのこと。
のちに、SCメンバが「いっしょに散歩に行きましょうか?」と彼らを訪ねるが、不在。
Mは穏やかで皆さんに大変受け入れられている様子。
■■■【トイレ情報編】
・女川班-
活動中は、体育館のトイレを使います。普通の公衆トイレです。まったく不快感はないです。それ以外の時間は、外に設置された仮設トイレです。洋式はひとつです。混みません。トイレはたまに汚れてますが、翌朝はきれいに掃除されています。普段、便座にカバーをしいたり、除菌クリーナーを遣われる人には、つらいかも知れません。私はまったく問題なく、快適に過ごしています。
・石巻班-
私が知る限り今のテントがある場合のトイレは、避難所、ボランティア用両方支障なしでした。石巻テントがあった付近のボランティア用トイレは、かなり酸味が効いてました。
・気仙沼班-
我慢できなくはないです。ポータブルトイレや公民館は、学校のは水不足で臭気はあります。
■■■SC-0、無事東京帰還。
先発実行隊として、13日-17日に事務局より2名派遣。
SC側との体制整備を含め、かなり動いてもらいました。
細かい情報をブログに上げられず、恐縮です。ですが彼らの活動は今後の先入観をお持ちの方々の不安を払拭するために必要な活動でした。
先発実行隊として、13日-17日に事務局より2名派遣。
SC側との体制整備を含め、かなり動いてもらいました。
細かい情報をブログに上げられず、恐縮です。ですが彼らの活動は今後の先入観をお持ちの方々の不安を払拭するために必要な活動でした。
海外からの人達に対する、文化的違いの調整、被災者に対する配慮等、現地での「調整」が主な活動。
日々余震が続く緊張のなか、JGCの代表として他団体との活動での難しさや予想以上の状況に、事務局としての威力を発揮してもらいました。
50代にもかかわらず、何か被災地に・・・と、空いた時間でコミュニケーション。21時東京帰着後の彼の言葉。
日々余震が続く緊張のなか、JGCの代表として他団体との活動での難しさや予想以上の状況に、事務局としての威力を発揮してもらいました。
50代にもかかわらず、何か被災地に・・・と、空いた時間でコミュニケーション。21時東京帰着後の彼の言葉。
「高校生や、小学生とサッカーを通して会話できたことが一番印象に残っています。被災者の方のあのひと言、あのシーンも。」
■■■最後に。
人と人とが集まるところには、様々な思いと考え方があります。ですが、被災者の方達のための支援を第一に、我々は自分達の目で見たものを信じて、現地に役立つ活動をしていく所存です。
外国であろうと、宗教が異なろうと、日本人であろうと、最後には人と人ではないでしょうか?
今回の募集にあたり、様々な方とお話しをさせていただきましたが、自分が「もし」でも結構です。被災者の立場になったことを考えてください。
日本人として十分すぎる情報のある生活環境にいると、インターネットからの情報も過敏になっているのことはないですか?
私は、BONDANDJUSTICEという物資支援チームから共感した言葉の一つに、
「自分のことを考えることより、人のことを考えるのが先に出る人」
というものがあります。
それぞれの人生の中での、人との出会いは、ご自身の人生の「糧」であるべきと信じています。
それぞれの人生の中での、人との出会いは、ご自身の人生の「糧」であるべきと信じています。
このような考え方で、我々は現地に対する支援活動を行っていきたいと考えております。
ご自分の目で、現地を確かめてください。
そんなサポーターの皆様のご協力を、何卒よろしくお願いします。
以上
事務局、保坂より
2011年4月16日土曜日
SC-2(4/22-5/1)_日英・日台湾 募集
■募集対象:
サポーターの方で、健康な方20代~60歳くらいまで。
※未だ現地では病院等が被災者優先であることを考慮し、通院中、お薬をお飲みになる方、慢性疾患やアレルギーをお持ちの方等はご遠慮いただきますよう、よろしくお願いします。
■場所:集合東京出発可能な方、ワゴン車での車移動になります。
派遣先は宮城県仙台市、女川町、石巻市、気仙沼市、また各拠点をベースにして岩手エリアでの活動の予定です。
※東京までの交通費は、ご自身でご負担願います。
※ご自身で派遣先を指定することは出来ませんので、ご了承ください。
仙台:アパート滞在。
寝具はありますが、ご自身での寝袋をお持ちいただいた方が良いと思います。
女川:テント滞在。
石巻:テント滞在。
気仙沼:民家滞在。
※現地では、粉塵等が多く、マスク等十分な装備をご用意ください。
また、衛生上の環境も現在厳しいため、除菌関連グッズをお持ちになることをお勧めします。
乾燥していることもあり、保湿クリーム等もお持ちいただくことをお勧めします。
食事は十分にありますが、体力的側面を考慮すると、塩飴等作業中でも食べられるものをお持ちいただくことをお勧めします。
※基本的に、食事と滞在場所は提供されます。その他必要なものと判断する場合には、ご自身でのご準備をお願いします。
※ボランティア保険については、当組織にて加入手続きをさせていただきます。既に加入済みの方は、その旨お知らせください。
■活動内容:
宗教団体に随行する形。被災者の身体面心理面でのケア活動の通訳。
→主に医療知識等の必要はありません。General Englishレベル、主に体調等のヒアリング・コミュニケーションサポートとなります。
→通訳以外での肉体労働(被災地でのニーズに応じた活動)も含めて、現地でのボランティア活動を行っていただきます。
■本プロジェクトに関するJGC通訳ボランティアのポリシー:
今回は宗教団体との合同活動となりますが、私達は、布教活動に関する一切の協力は行わないこととし、また被災地の方の必要なニーズにのみ対応するというこの団体の考え方を尊重し、被災地支援のご協力をさせていただくこととします。被災地でのフレキシブルな対応と判断力が求められる見込みです。被災者の方と活動団体の間に入っての幅広い意味での「通訳」が必要です。双方の立場を尊重できる形での通訳活動をお願いします。トラブルは一切起こさないとお約束できる方、またご自身でキチンと回避できる方、よろしくお願いします。
このような観点から、ご自身のご判断で納得いただける方のみご参加していただくようにお願いします。
基本的に、宗教活動を行った場合はそのメンバを即刻活動中止とし、JGC側・支援団体側両方において、合意済みです。
JGCとしては、被災地の方への配慮を重点的に行うため、通訳活動以外で被災者との世間話等行っていただく必要があります。
支援目的以外の活動(過度な写真撮影やその依頼、被災者に対する迷惑行為等)を行った場合については、活動を中止していただく場合があります。
■参加申し込み方法:
サポーター登録済みの方が前提です。
件名に「SC-2参加希望_名前」と明記し、boran@coolworldexpo.co.jp へご連絡ください。
現在、短期等の派遣の予定はありませんので、ご了承のうえ参加希望としてください。
締め切り人数に達し次第、締め切りとさせていただきます。終了については、当サイトにてお知らせします。
確定後のキャンセルについては、ボランティア保険料を請求させていただく場合があります。
確定者に対しては、追って事務局よりご連絡させていただきます。必要書類等の記載及び写真提供(ID作成の為)のお願いをさせていただきます。
■事前説明会について:
遠方の方も電話でのヒアリングであれば、説明会の参加は不要です。十分にご納得いただくために設けてありますので、ご判断ください。
特に注意していだきたいこと、余震が多いこと、原子力発電所が女川にあること、ボランティア保険は被爆についてカバーしていないこと、等です。
■申込締切:
4月19日(火) 17時メール到着分まで
■お問い合わせ
事務局 : 03-3233-7518 10:00-17:30(月~金)
時間外 : 080-4004-4998 保坂宛 (出ない場合は、留守電を残してください。コールバックさせていただきます)
サポーターの方で、健康な方20代~60歳くらいまで。
※未だ現地では病院等が被災者優先であることを考慮し、通院中、お薬をお飲みになる方、慢性疾患やアレルギーをお持ちの方等はご遠慮いただきますよう、よろしくお願いします。
■場所:集合東京出発可能な方、ワゴン車での車移動になります。
派遣先は宮城県仙台市、女川町、石巻市、気仙沼市、また各拠点をベースにして岩手エリアでの活動の予定です。
※東京までの交通費は、ご自身でご負担願います。
※ご自身で派遣先を指定することは出来ませんので、ご了承ください。
仙台:アパート滞在。
寝具はありますが、ご自身での寝袋をお持ちいただいた方が良いと思います。
女川:テント滞在。
石巻:テント滞在。
気仙沼:民家滞在。
※現地では、粉塵等が多く、マスク等十分な装備をご用意ください。
また、衛生上の環境も現在厳しいため、除菌関連グッズをお持ちになることをお勧めします。
乾燥していることもあり、保湿クリーム等もお持ちいただくことをお勧めします。
食事は十分にありますが、体力的側面を考慮すると、塩飴等作業中でも食べられるものをお持ちいただくことをお勧めします。
※基本的に、食事と滞在場所は提供されます。その他必要なものと判断する場合には、ご自身でのご準備をお願いします。
※ボランティア保険については、当組織にて加入手続きをさせていただきます。既に加入済みの方は、その旨お知らせください。
■活動内容:
宗教団体に随行する形。被災者の身体面心理面でのケア活動の通訳。
→主に医療知識等の必要はありません。General Englishレベル、主に体調等のヒアリング・コミュニケーションサポートとなります。
→通訳以外での肉体労働(被災地でのニーズに応じた活動)も含めて、現地でのボランティア活動を行っていただきます。
■本プロジェクトに関するJGC通訳ボランティアのポリシー:
今回は宗教団体との合同活動となりますが、私達は、布教活動に関する一切の協力は行わないこととし、また被災地の方の必要なニーズにのみ対応するというこの団体の考え方を尊重し、被災地支援のご協力をさせていただくこととします。被災地でのフレキシブルな対応と判断力が求められる見込みです。被災者の方と活動団体の間に入っての幅広い意味での「通訳」が必要です。双方の立場を尊重できる形での通訳活動をお願いします。トラブルは一切起こさないとお約束できる方、またご自身でキチンと回避できる方、よろしくお願いします。
このような観点から、ご自身のご判断で納得いただける方のみご参加していただくようにお願いします。
基本的に、宗教活動を行った場合はそのメンバを即刻活動中止とし、JGC側・支援団体側両方において、合意済みです。
JGCとしては、被災地の方への配慮を重点的に行うため、通訳活動以外で被災者との世間話等行っていただく必要があります。
支援目的以外の活動(過度な写真撮影やその依頼、被災者に対する迷惑行為等)を行った場合については、活動を中止していただく場合があります。
■参加申し込み方法:
サポーター登録済みの方が前提です。
件名に「SC-2参加希望_名前」と明記し、boran@coolworldexpo.co.jp へご連絡ください。
現在、短期等の派遣の予定はありませんので、ご了承のうえ参加希望としてください。
締め切り人数に達し次第、締め切りとさせていただきます。終了については、当サイトにてお知らせします。
確定後のキャンセルについては、ボランティア保険料を請求させていただく場合があります。
確定者に対しては、追って事務局よりご連絡させていただきます。必要書類等の記載及び写真提供(ID作成の為)のお願いをさせていただきます。
■事前説明会について:
遠方の方も電話でのヒアリングであれば、説明会の参加は不要です。十分にご納得いただくために設けてありますので、ご判断ください。
特に注意していだきたいこと、余震が多いこと、原子力発電所が女川にあること、ボランティア保険は被爆についてカバーしていないこと、等です。
■申込締切:
4月19日(火) 17時メール到着分まで
■お問い合わせ
事務局 : 03-3233-7518 10:00-17:30(月~金)
時間外 : 080-4004-4998 保坂宛 (出ない場合は、留守電を残してください。コールバックさせていただきます)
4月16日_事務局スタッフ募集
現在派遣や、都内での都内の対応等、お話が増えてきている状況です。
私たちが行っている事務局での作業の人員が必要です。各自現状も有志での運営ですので、ご負担いただく範囲が多いですが、なにとぞご了承ください。
以下の条件でサポーターの方のなかから募集させていただきますので、ご協力いただける方はboran@coolworldexpo.co.jpまで、ご連絡ください。
件名「事務局スタッフ_名前」
※サポーター登録していない方は、先にサポーター登録をお願いします。
<募集要項>募集人員 3名
期間 : 個別にご相談となりますが、できるだけ長期可能な方。
1.PC入力・電話対応等。 2.派遣チームのコーディネーター・各機関との情報コンタクト調整等。
*日常会話・電話応対可能な英会話スキル。
*週に最低3日以上、10時~19時頃まで対応可能な方。
*自費にて都内事務所に来ることが可能な方。
*パソコン→エクセル(フィルター)・ワード(ビジネス文書作成)・ppt(プレゼン資料)が使用可能な方。
*ご自身のパソコン(windowsOS限定、office付)を持ち込み作業可能な方。
*上記の条件であれば日本語ができる外国人の方でも、OK。
2.については、通訳コーディネーターの経験者・法人対応経験者がプラスとなります。*週に最低3日以上、10時~19時頃まで対応可能な方。
*自費にて都内事務所に来ることが可能な方。
*パソコン→エクセル(フィルター)・ワード(ビジネス文書作成)・ppt(プレゼン資料)が使用可能な方。
*ご自身のパソコン(windowsOS限定、office付)を持ち込み作業可能な方。
*上記の条件であれば日本語ができる外国人の方でも、OK。
締め切り4/20(水) お昼頃まで
定員になり次第、締め切りとさせていただきますのでよろしくお願いします。
SCプロジェクト_22日以降出発分、追加説明会について
サポーターの皆さまへ
遅くなりました事務局です。
追加説明会確定情報をお知らせします。
16日(土)、17日(日)、 いずれも下記条件にて16:30~開催させていただきます。
以下過去掲載情報ですが、ご確認の上お申し込みください。---------------
被災地への派遣については、あくまでも「被災者の支援」を前提にしております。
女川には、原子力発電所施設もあり、今後も余震の懸念が絶えません。
現地の方のストレス等も、ご自身の想像の範囲であること、また心身共にフレキシブルであることが重要になります。
「ただ何とかしたい」というお気持ちもたくさん頂戴しておりますが、想定外での活動に「覚悟」をしていただくことが重要です。
そのご判断の上で改めて参加をしたいという方、22日出発の活動に関する説明会を、JGC通訳ボランティア事務局にて実施します。
人数に限りがありますので、事前にお電話にてご連絡いただき、説明会参加とさせていただきます。
03-3233-7518 受付 各当日 10:00-12:00 「本日のSC説明会希望」とお伝えください。
電話がつながらない場合のみ、080-4004-4998へお電話ください。
また、遠方の方はお電話でのヒアリングも対応しておりますが、電話が混み合っておりますため、全ての電話がとりきれないことをご了承ください。
以上、今後ともどうぞよろしくお願いします。
JGC通訳ボランティア事務局
2011年4月14日木曜日
日英、日台湾_仙台・女川派遣プレ活動初日
今回の案件は、今後の活動前提の側面もあり、事務局側で2名先行的に現地活動しております。今後活動を予定されている方、ご参考にしてください。
今後15日出発(SC-1)、22日出発(SC-2)と継続的な活動が見込まれるため、出発時期毎にプロジェクト名で活動を報告させていただきます。
【SC-0】13日深夜出発、14日初日の活動。
4/14(木)
00:30 上河内SAにて休憩、引き続き北上中。やや気温が低下。
ガソリンを給油するも、特に制限なし。
01:30 白河ICの手前辺りから道路の補修後が目立つようになる。
03:10 国見SAにて休憩。外気温3度、体感温度は真冬並み。
05:00 仙台の拠点となる市内アパート着。かなり混み合っている中仮眠。屋根付き、シャワー付きであるだけありがたい。
06:45 朝食係りの年配女性の調理の物音と余震とで覚醒・起床。水道は健在。トイレも水洗であるものの、下水の不具合かペーパーは流せない模様。
07:30 起床。SC(支援団体)現地責任者と会話。通訳はたいへん助かると期待。中国語も是非必要とのこと。
08:00 朝食。ラジオ体操は無し。
09:00 朝礼(通訳)。駐車場の清掃。
本日は、石巻チーム、女川町チームに分かれて活動。
新聞の取材あり。
石巻チーム、女川町チームにそれぞれ1名ずつ通訳随行。
女川町は、道は広くなったもののまだ瓦礫が多く、大変な状況には変わりない。
石巻チームは仙台に帰還予定。女川チームは場合によっては、そのまま女川町テント泊りか。
スーパーのイオンは開店しており、生活雑貨が買える。水など自分たち用の物資を購入できるが、現地の人々のためを思うと物資を購入してしまうことに躊躇する気持ち。
現在の時点では生活上の通訳(SCメンバと被災地域の方との間の通訳)を行っている。
4/14
10:00 宿舎出発。一路石巻を目指す。高速道路はノロノロ渋滞。
11:50 石巻市内で給油。行列無し。市内も大渋滞。天候は晴れ。但し、粉塵が酷くマスクは必須。
12:15 石巻市役所近隣の避難所着。物資提供と同時に他の避難所への必要物資の輸送を請け負う。午後の予定を変更。
3チームに分かれて、物資輸送、石巻避難所数か所で活動。1か所のみ通訳随行。
13:00 避難所着。
自転車贈与や物資輸送の面では避難所の信頼を勝ち得ているようだが、SCメンバーの活動が必ずしも受け入れられていないと感じた。今回の活動のみならず、外部の人を受け入れがたい被災者の方の心情は以前よりJGC通訳の派遣メンバーから伝え聞いていたが、改めて思う。
我々はあくまで通訳に徹するべきである。
15日出発_日英・日台湾派遣者決定_他
サポーターの皆様、JGC通訳ボランティア事務局です。
この度は、多数のご参加のご意向をいただき誠にありがとうございました。
お問い合わせの件数が多く、メール返信の方遅れておりますこと、またすべての方にご返信できないことをご了承ください。
また、メールサーバの不具合によっての遅延も発生しており、近々環境整備に取り組む予定ですので、今しばらくお待ちください。
また、今回の件についてですが、15日出発5名のメンバーが確定しましたのでお知らせいたします。
本プロジェクトは「SC-1」として、次回22日出発は「SC-2」と、順次出発時期毎にてお知らせしていきますのでよろしくお願いします。
◆22日以降の参加ご希望の方へ
被災地への派遣については、あくまでも「被災者の支援」を前提にしております。
女川には、原子力発電所施設もあり、今後も余震の懸念が絶えません。
現地の方のストレス等も、ご自身の想像の範囲であること、また心身共にフレキシブルであることが重要になります。
「ただ何とかしたい」というお気持ちもたくさん頂戴しておりますが、想定外での活動に「覚悟」をしていただくことが重要です。
そのご判断の上で改めて参加をしたいという方、22日出発の活動に関する説明会を、15日 (金) 16時より JGC通訳ボランティア事務局にて実施します。
人数に限りがありますので、事前にお電話にてご連絡いただき、説明会参加とさせていただきます。
03-3233-7518 受付 4月15日(金) 10:00-12:00 「本日のSC説明会希望」とお伝えください。
また、遠方の方はお電話でのヒアリングも対応しておりますが、電話が混み合っておりますため、全ての電話がとりきれないことをご了承ください。
以上、今後ともどうぞよろしくお願いします。
JGC通訳ボランティア事務局
2011年4月11日月曜日
通訳者募集_日英・日台湾
サポーターの皆さまへ
お世話になっております、JGCボランティア事務局の保坂です。
新規プロジェクトに当たり、日英・日台湾の通訳者を緊急募集します。
時期:4/15(金)夜東京出発~ 4/24(日)夜東京着 派遣 5名
今後、サイクル的に継続して募集となります。毎週金曜日出発の予定です。
途中帰宅、途中キャンセル等出来ませんので、ご注意ください。
■募集対象:
サポーターの方で、健康な方20代~60歳くらいまで。
※未だ現地では病院等が被災者優先であることを考慮し、通院中、お薬をお飲みになる方、慢性疾患やアレルギーをお持ちの方等はご遠慮いただきますよう、よろしくお願いします。
■場所:集合東京出発可能な方、ワゴン車での車移動になります。
派遣先は女川・仙台の予定です。
※東京までの交通費は、ご自身でご負担願います。
※ご自身で派遣先を指定することは出来ませんので、ご了承ください。
仙台:アパート滞在もしくは避難所の体育館滞在。
寝具はありますが、ご自身での寝袋をお持ちいただいた方が良いと思います。
寝具はありますが、ご自身での寝袋をお持ちいただいた方が良いと思います。
女川:町の機能が回復していないため、店もほとんどなく避難所の学校の校庭に建てた大きなテント滞在のため夜は寒いです。9時消灯、朝7時にラジオ体操です。
火・お湯の確保が難しく、食事は出ますがすぐに食べられる缶詰等(保険的に)を少々多めにお持ちいただくことをお勧めします。
火・お湯の確保が難しく、食事は出ますがすぐに食べられる缶詰等(保険的に)を少々多めにお持ちいただくことをお勧めします。
※現地では、粉塵等が多く、マスク等十分な装備をご用意ください。
また、衛生上の環境も現在厳しいため、除菌関連グッズをお持ちになることをお勧めします。
乾燥していることもあり、保湿クリーム等もお持ちいただくことをお勧めします。
食事等は出ますが、体力的側面を考慮すると、塩飴等作業中でも食べられるものをお持ちいただくことをお勧めします。
※基本的に、食事と滞在場所は提供されます。その他必要なものと判断する場合には、ご自身でのご準備をお願いします。
※ボランティア保険については、当組織にて加入手続きをさせていただきます。既に加入済みの方は、その旨お知らせください。
■活動内容:
宗教団体に随行する形。被災者の身体面心理面でのケア活動の通訳。
→主に医療知識等の必要はありません。General Englishレベル、主に体調等のヒアリング・コミュニケーションサポートとなります。
→通訳以外での肉体労働(被災地でのニーズに応じた活動)も含めて、現地でのボランティア活動を行っていただきます。
■本プロジェクトに関するJGC通訳ボランティアのポリシー:
今回は宗教団体との合同活動となりますが、私達は、布教活動に関する一切の協力は行わないこととし、また被災地の方の必要なニーズにのみ対応するというこの団体の考え方を尊重し、被災地支援のご協力をさせていただくこととします。被災地でのフレキシブルな対応と判断力が求められる見込みです。被災者の方と活動団体の間に入っての幅広い意味での「通訳」が必要です。双方の立場を尊重できる形での通訳活動をお願いします。トラブルは一切起こさないとお約束できる方、またご自身でキチンと回避できる方、よろしくお願いします。
このような観点から、ご自身のご判断で納得いただける方のみご参加していただくようにお願いします。
■参加申し込み方法:
サポーター登録済みの方が前提です。
件名に「仙台・女川15日参加希望」と明記し、boran@coolworldexpo.co.jp へご連絡ください。
15日出発以外でも対応可能な方は、その旨メールに記載していただければと思います。例:いつでも可、○日以降出発可、等
締め切り人数に達し次第、締め切りとさせていただきます。終了については、当サイトにてお知らせします。
確定者に対しては、追って事務局よりご連絡させていただきます。必要書類等の記載及び写真提供(ID作成の為)のお願いをさせていただきます。
■お問い合わせ
事務局 : 03-3233-7518 10:00-17:30
時間外 : 080-4004-4998 保坂宛 (出ない場合は、留守電を残してください。コールバックさせていただきます)
2011年4月9日土曜日
【インド救援隊レポート】帰還しました
ご報告が遅くなり申し訳ありません。
3月28日から派遣していましたインド救援隊チームが
4月7日帰還いたしました。
本日、簡単な報告会を行いますので
また詳しい情報は追ってお知らせいたします。
皆様のご協力ありがとうございました。
JGC通訳ボランティア事務局スタッフ一同
3月28日から派遣していましたインド救援隊チームが
4月7日帰還いたしました。
本日、簡単な報告会を行いますので
また詳しい情報は追ってお知らせいたします。
皆様のご協力ありがとうございました。
JGC通訳ボランティア事務局スタッフ一同
2011年4月7日木曜日
2011年4月6日水曜日
2011年4月4日月曜日
【インド救援隊レポート】コラム② 病院訪問
3月31日(木)番外編 女川町立病院訪問の記録 (一原)
この日は女川町の朝現場到着後、作業開始を確認した上で、一原は女川町立病院を訪問した。Cmdt Awasthi には予め断った上で。
女川バイパスを海岸に向かって歩く。女川バイパスの路面の瓦礫は両脇によけられている。電柱を立て直している。
坂を上って、丘の上の女川町立病院へ。4階建ての建物の屋上よりも高い位置にある病院だが、病院入り口付近に横転または大破した自動車が散乱している。
階段を上って二階通用口から入ると、そこに仮設受付、仮設診察室が作られており、被災地外から集まった多くのボランティアが働いている。
医師であると名乗り、お手伝いできることをしたいと手近な人に伝えると、院長のいる部屋へ案内された。受診者と多くのボランティアでごったがえす仮設診察室から、ガラス戸一枚を隔てたところが院長や事務担当者のいる部屋。
院長は山田隆司医師。JGC通訳ボランティアに応募し、インドからの災害対策チーム(National Disaster Relief Force)に同伴し、通訳業務と調整業務にあたっていると説明した。以下は山田隆司医師から聞いた話。
------------------------
地震発生以前は、都内の病院に週3回勤務する傍ら、地域医療振興協会常務理事として女川町立病院の診療を手伝っていた。女川町立病院は、数年前から大学病院から医師派遣を受けられなくなり、医師3人で当直を含めた業務を回していた。
3月11日に地震が発生。女川町は壊滅的な被害を受け、、周辺に多くの避難所が作られ、多くの孤立集落が発生した。電力・ガス・下水道は途絶し、物資の供給も途絶えた。多くの外傷患者が発生し、町内にあった一つの診療所(おながわ木村医院)も被災し診療不可能となり、慢性疾患患者が診療を受けられる場所は女川町立病院だけとなった。女川町立病院も一回が浸水し、CTやMRIといった機器は使用不能となった。一人いた維持透析患者はヘリで搬送された。
数日間は非常に厳しい状況だったが、2週間以内に各地から多くの医療者がボランティアというかたちで参集し、物資が供給され、女川町立病院は周辺の被災者を医療面で支える拠点となった。現在は、入院患者の診療、仮設外来での診療に加え、2チームによる訪問診療および避難所巡回を行っている。ボランティアの医師は主に地域医療振興協会の他の病院等から、4,5日間毎に交替で派遣されている。まだ電力・ガス・上下水道は回復しておらず、避難所を出る目途の立たない人は多く、被災者の生活は厳しい状況が続いているが、医療者と医療物資の供給は充足している。
(院長の今後の役割は?)町の復興にあわせて、業務を立て直してゆかなければならない。数年がかりになるだろう。
(医師不足が深刻な被災地は?)通信が寸断されていることもあり情報は限られているが、南三陸町はまだまだ深刻な状況と聞いている。
------------------------
上記の説明を受け、女川町での医療活動には参加しない方針を決めた。周囲を散策してからインドチームに合流。
この日は女川町の朝現場到着後、作業開始を確認した上で、一原は女川町立病院を訪問した。Cmdt Awasthi には予め断った上で。
女川バイパスを海岸に向かって歩く。女川バイパスの路面の瓦礫は両脇によけられている。電柱を立て直している。
坂を上って、丘の上の女川町立病院へ。4階建ての建物の屋上よりも高い位置にある病院だが、病院入り口付近に横転または大破した自動車が散乱している。
階段を上って二階通用口から入ると、そこに仮設受付、仮設診察室が作られており、被災地外から集まった多くのボランティアが働いている。
医師であると名乗り、お手伝いできることをしたいと手近な人に伝えると、院長のいる部屋へ案内された。受診者と多くのボランティアでごったがえす仮設診察室から、ガラス戸一枚を隔てたところが院長や事務担当者のいる部屋。
院長は山田隆司医師。JGC通訳ボランティアに応募し、インドからの災害対策チーム(National Disaster Relief Force)に同伴し、通訳業務と調整業務にあたっていると説明した。以下は山田隆司医師から聞いた話。
------------------------
地震発生以前は、都内の病院に週3回勤務する傍ら、地域医療振興協会常務理事として女川町立病院の診療を手伝っていた。女川町立病院は、数年前から大学病院から医師派遣を受けられなくなり、医師3人で当直を含めた業務を回していた。
3月11日に地震が発生。女川町は壊滅的な被害を受け、、周辺に多くの避難所が作られ、多くの孤立集落が発生した。電力・ガス・下水道は途絶し、物資の供給も途絶えた。多くの外傷患者が発生し、町内にあった一つの診療所(おながわ木村医院)も被災し診療不可能となり、慢性疾患患者が診療を受けられる場所は女川町立病院だけとなった。女川町立病院も一回が浸水し、CTやMRIといった機器は使用不能となった。一人いた維持透析患者はヘリで搬送された。
数日間は非常に厳しい状況だったが、2週間以内に各地から多くの医療者がボランティアというかたちで参集し、物資が供給され、女川町立病院は周辺の被災者を医療面で支える拠点となった。現在は、入院患者の診療、仮設外来での診療に加え、2チームによる訪問診療および避難所巡回を行っている。ボランティアの医師は主に地域医療振興協会の他の病院等から、4,5日間毎に交替で派遣されている。まだ電力・ガス・上下水道は回復しておらず、避難所を出る目途の立たない人は多く、被災者の生活は厳しい状況が続いているが、医療者と医療物資の供給は充足している。
(院長の今後の役割は?)町の復興にあわせて、業務を立て直してゆかなければならない。数年がかりになるだろう。
(医師不足が深刻な被災地は?)通信が寸断されていることもあり情報は限られているが、南三陸町はまだまだ深刻な状況と聞いている。
------------------------
上記の説明を受け、女川町での医療活動には参加しない方針を決めた。周囲を散策してからインドチームに合流。
【インド救援隊レポート】コラム①
①活動報告コラム 4月3日 木下崇史
4月3日。インド救援体の通訳についてから7日が経った。
女川 鷲神浜町の被災地に行くバスの中では隊長をはじめ隊員のメンバーが
日本語を習い始め、僕ら通訳はヒンズー語を習うという習慣ができあがりつつある。
和気あいあいとしているバスの中が今は一番幸せな空間かもしれない。
インド救援隊の明るさと前向きさが僕ら通訳ボランティアにも伝わり、
とても良い雰囲気でチームは七日目を迎えている。
しかし、バスが一歩石巻町内に入るとチームの雰囲気は一変する。
全員が窓の外を眺め、息を飲み、しっかりと現実を目に焼き付ける。
そうしなければ現場には足を踏み入れるのも恐れ多いほどの現実が待っているからだ。
屋根の上に乗っかった白のワゴン、津波の影響で崩壊したコンビニ、現実とは思いがたい現実が目の前に広がっている。
そこを通り過ぎると鷲神浜の町にたどり着く。
七日目を過ぎても、その無残な光景はテレビや新聞で見たものとは一切の別物だった。
天災の力を肌で感じた瞬間だった。
被災者の方々は近くの集会所や高校などに避難しているが、ちらほらと現場に姿を見せ
自分たちの家族の安否や家があった場所に訪れている。
話を聞いてみるとたまに見せる笑顔はなぜか少し悲しそうだった。
そして、被災者の方々は口々に自分の家族が津波の時どこでどのように被災したのか、
自分達の隣人や友人がどのように津波から逃げて、波にのまれていったのかを懸命に僕らに伝えようとしてくれた。
僕ら通訳ボランティアはその思いを通訳を通じてインド救援隊にたくす。
活動日数は限られている。あと三日で被災者の皆さんにどのように貢献できるのか。
必死でインド救援隊を支えたいと心から思う。
そして、インド救援隊だけではなく、住民の人たち一人一人が助けあいたい、見つけたいという思いを持って一つのチームになっている鷲神浜の皆さんを応援してほしい。
そういう思いでJGC通訳ボランティアチームは町と一つになってがんばっている。
(木下)
4月3日。インド救援体の通訳についてから7日が経った。
女川 鷲神浜町の被災地に行くバスの中では隊長をはじめ隊員のメンバーが
日本語を習い始め、僕ら通訳はヒンズー語を習うという習慣ができあがりつつある。
和気あいあいとしているバスの中が今は一番幸せな空間かもしれない。
インド救援隊の明るさと前向きさが僕ら通訳ボランティアにも伝わり、
とても良い雰囲気でチームは七日目を迎えている。
しかし、バスが一歩石巻町内に入るとチームの雰囲気は一変する。
全員が窓の外を眺め、息を飲み、しっかりと現実を目に焼き付ける。
そうしなければ現場には足を踏み入れるのも恐れ多いほどの現実が待っているからだ。
屋根の上に乗っかった白のワゴン、津波の影響で崩壊したコンビニ、現実とは思いがたい現実が目の前に広がっている。
そこを通り過ぎると鷲神浜の町にたどり着く。
七日目を過ぎても、その無残な光景はテレビや新聞で見たものとは一切の別物だった。
天災の力を肌で感じた瞬間だった。
被災者の方々は近くの集会所や高校などに避難しているが、ちらほらと現場に姿を見せ
自分たちの家族の安否や家があった場所に訪れている。
話を聞いてみるとたまに見せる笑顔はなぜか少し悲しそうだった。
そして、被災者の方々は口々に自分の家族が津波の時どこでどのように被災したのか、
自分達の隣人や友人がどのように津波から逃げて、波にのまれていったのかを懸命に僕らに伝えようとしてくれた。
僕ら通訳ボランティアはその思いを通訳を通じてインド救援隊にたくす。
活動日数は限られている。あと三日で被災者の皆さんにどのように貢献できるのか。
必死でインド救援隊を支えたいと心から思う。
そして、インド救援隊だけではなく、住民の人たち一人一人が助けあいたい、見つけたいという思いを持って一つのチームになっている鷲神浜の皆さんを応援してほしい。
そういう思いでJGC通訳ボランティアチームは町と一つになってがんばっている。
(木下)
2011年4月3日日曜日
【インド救援隊レポート】⑥現地5日目
現地スタッフからのメール報告も毎日続けて行われています。
撮影していただいた写真もありますので、掲載していきたいと思います。
リアルタイムで現場での捜索を行っている通訳ボランティアスタッフ。
みなさんの思いの分まで頑張ってくれています。
応援メッセージなどを書いていただければ、責任を持ってメンバーに届けますので
ぜひお願い致します!
4/2土曜
7AM ベースキャンプ発
●通訳4名
●読売新聞 加藤さんバス同乗
担当:
木下 ログ記入
渡辺 バス内インタビュー 通訳平本 バス内 写真
一原 重機問い合わせ
9AM 作業開始
ボランティア
午前 現場:一原、渡辺、平本
報告書:木下
午後 現場:一原、木下、平本
報告書:渡辺
12PM 昼食
1pm 作業再開
●重機を借りれるか現地の方と交渉
2pm 遺体一体 確認
●活動開始(3/28)から5体目の発見
3:30PM ベースキャンプへ出発業務終了
現地活動の様子
撮影していただいた写真もありますので、掲載していきたいと思います。
リアルタイムで現場での捜索を行っている通訳ボランティアスタッフ。
みなさんの思いの分まで頑張ってくれています。
応援メッセージなどを書いていただければ、責任を持ってメンバーに届けますので
ぜひお願い致します!
4/2土曜
7AM ベースキャンプ発
●通訳4名
●読売新聞 加藤さんバス同乗
担当:
木下 ログ記入
渡辺 バス内インタビュー 通訳平本 バス内 写真
一原 重機問い合わせ
9AM 作業開始
ボランティア
午前 現場:一原、渡辺、平本
報告書:木下
午後 現場:一原、木下、平本
報告書:渡辺
12PM 昼食
1pm 作業再開
●重機を借りれるか現地の方と交渉
2pm 遺体一体 確認
●活動開始(3/28)から5体目の発見
3:30PM ベースキャンプへ出発業務終了
現地活動の様子
2011年4月2日土曜日
【ボランティア募集】明日からの派遣ボランティア急募
通訳ボランティアの要請がかかりました。
◆仙台で4月3日から1週間、通訳活動が出来る方募集!
1名募集です。
主に医療関係での打合せが可能なレベルの英語力が必要。
基本的に食事、宿全てカバーしてもらえる予定ですが、詳細はまだ未定です。
個人的に必要なもの、また派遣にかかる費用等はJGCからは支給されませんので、ご了承ください。
急な日程なので、仙台にお住まいのサポーターの方にこちらから電話させていただく場合がありますので、よろしくお願いします。男女不問。
◆岩手県盛岡で4月4日、1日のみ通訳募集!
1名募集です。
1日限定なので、自力で盛岡に行ける方、よろしくお願いします。
こちらも支給される内容が現状詳細届いておりまませんが、諸々の費用等ご自身で負担出来る方のみご参加希望ください。被災地での情報収集が主なタスクなので、体力ある方、男性希望。
本件のお申込みは、JGC通訳ボランティア事務局 担当 保坂まで、お電話ください。
受付時間 : 4月2日(土) 18:00~20:00
連絡電話 : 080-4004-4998
【インド救援隊レポート】⑤現地4日目
4月1日(金)五日目 晴天
7:00 宮城スタジアム出発を出発。
9:00 女川高校駐車場 到着し、9:10 作業開始。
二チームで二手に分かれて作業開始しました。
チーム①:昨日途中で終了していた遺体の回収作業 再開
チーム②:鷲ノ神浜五区 瓦礫撤廃作業(チームに一人通訳)
*現場以外の通訳二人は無線待機及び、報告書作成
10:15 一体目の遺体確認。宮城県警に報告
12:00 昼食
13:00 作業再開
同じ場所で二体の遺体を発見●宮城県警へ報告
15:00 撤収 宮城スタジアムへ
*明日以降東京読売新聞がインド救援隊の取材につきます。
*現在 東北新報にも今日少しインタビューをうけました。
*必要な物品リストを今夜中に話し合って決めようと思います。
現場での小話もいろいろ出ているようなので、これから載せていきたいと思います。
【インド救援隊レポート】④現地3日目
3月31日 3日目を迎えました。
7:00 | ベースキャンプ出発 |
| |
| 宮城県警と合流 |
8:30 | 鷲野神浜にて活動開始 |
| ・瓦礫撤去 |
| ・サーチ&レスキュー |
| |
| 通訳の仕事 |
| ・県警とインドチームの通訳 |
| ・市民からの情報(捜索希望場所)をインドチームへ |
| ・インド人の要求を伝える(ガソリン等) |
| |
| *46人の救援チームと4人の通訳は一緒に行動。 |
| 必要があれば、そこに走って行き通訳している。 |
| |
12:00 | 通訳二人→人命捜査班 |
| 通訳二人→買い出し班(ガソリン等) |
15:30 | 活動終了 |
| 三陸道が開通したため、混雑。 |
18:00 | ベースキャンプ帰宅 |
| |
21:30 | 報告メール(木下→梅本) |
| |
活動場所は女川町 鷲ノ神浜になっています。