JGC通訳ボランティアBLOG

2011年5月12日木曜日

【通訳ボランティア活動記録】 Back Number (2)

 ・ケース2:新高校3年生
    避難所のグランドでサッカー(といっても2人でロング・ボールのやりとり)を楽し
んだ後での会話。
  O「サッカーうまいね。何年生?」
  高「高3っす。ほんとは野球部でピッチャー4番打ってます。」
  O「地震のとき野球部は大丈夫だった?」
    0「僕ら在校生は、先輩の卒業式のために学校で準備していたので全員無事です。け
ど、先輩方は家におられたので亡くなられた方もいます。」
  O「。。。。。(絶句)」
    3・11の惨劇を語る高校生の表情があまりに爽やかなので、次の言葉をしばし探せ
なかった私がいた。
今後、被災者のみなさんには、生活の復興という重い現実がのしかかってくる。ここ
ろのケアを含め、個々人の家庭・個人へのきめ細かい、長期的な支援を怠ってはならな
いと強く感じた。せっかく助かったかけがえのない生命を失わないためにも。

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